将棋で後手番の勝率を上げる簡単な方法

後手番の勝率が先手番の時に比べて著しく低い方もいると思います。数パーセント低いとかならともかく一割低い、またはそれ以上低いというのは、少し不自然な値です。そんな方でもこの記事を読めば、後手番の勝率が格段に上がるはずです。実際に僕は将棋クエストでの後手番の勝率は7割近くあり、一時期は先手番より勝率が高かった時期もありました。その方法とは、「戦法を固定する」ということです。戦法を固定してその戦法を徹底的に学習すると、序盤で形勢が悪くなることが減ります。さらに戦法を固定すれば序盤であまり時間を使わずに済みます。ネット将棋などの時間が短い将棋では特にメリットになると思います。もちろんいろいろな戦法を指せるオールラウンダーはかっこいいです。ほかの戦法をやりたくなることも当然あるでしょう。しかし、「強くてニューゲーム」したほうが良いです。一つの戦法を勉強する過程で会得した手筋などがほかの戦法を指すときにも生きることはよくあります。
 「じゃあ具体的にどんな戦法指せばいいんだよ⁉」という声が聞こえてきそうですね。個人的におすすめな後手番の戦法をいくつか紹介していきたいと思います。
①横歩取り45角
横歩取り45角は結構おすすめです。なぜなら、相手の研究を外すことができるからです。ただ、難易度が高く有段者向けかなーと思います。普通は先手の青野流、勇気流、普通に指すやつなどの対策を万全にする必要があります。しかし、横歩取り45角を使えばそれらを研究する必要がありません。「しっかり対応先手がよくなるはず」くらいの知識しかない人も結構います(僕含め)。ちゃんと研究すれば高段者にも通用するのでやってみる価値はあるように感じます。
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横歩取り45角については横歩取り45角対策まとめに詳しく書いているので併せて読んでいただけると嬉しいです。
②ゴキゲン中飛車
ゴキゲン中飛車(以下ゴキ中という)は最近少し減ったような気もしますが、依然として有力な作戦であることに違いはないと思います。ゴキ中を指した時の居飛車の対応は、超急戦、超速、穴熊のどれかです。この3つを対策すればオッケーです。ゴキ中の利点はほかの振り飛車に比べて自分から攻めやすいところです。個人的あまり千日手狙いのような戦型を指すことはお勧めできないです。同様の理由で角交換振り飛車もおすすめですね。
sfen (48)

③4手目44歩
僕もこの作戦を用いています。この作戦の良いところは、相手の出方によって居飛車、振り飛車を選択できるところにあると思います。さらに早い段階で角道を止めるので、角交換系などの研究をしなくていいのも利点かなと感じています。アップダウンサーブみたいな感じですね。この後は居飛車なら無理矢理矢倉や雁木を用いて戦っていきます。無理矢理矢倉については、後手でも矢倉に!無理矢理矢倉の指し方 、雁木については雁木の記事の中で詳しく解説していますので、興味を持った方は読んでいただけるといいと思います。
sfen (47)
今回は後手番の勝率を上げる方法を紹介しました。ここで紹介した戦法以外にやられたらうざい将棋の戦法ランキング で紹介しているB級戦法を使ってみるのもいいと思います。やられたらうざいということは自分がやる側になったら相手にとって脅威になるということですからね。とにかく、①誘導しやすい②研究でアドバンテージが取りやすい戦法を指すとよいと思います。

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