4→3戦法の対策

4→3戦法は1回四間飛車を経由することで無理やり石田流に組んでしまおうという戦法です。343戦法と呼ばれることもあるようです。今回はその戦法に対するユニークな対策をご紹介したいと思います。僕はこの指し方をしてから4→3戦法にはほとんど負けなくなったので、自信をもってお勧めしたいと思います。
初手からの指し手
▲26歩△34歩▲76歩△42飛▲48銀△62玉▲25歩△72玉▲68玉△35歩▲78玉△32飛(基本図)
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△42飛に代えて単に△32飛だと、▲65角と打たれる手が気になります。そこで、玉を72まで移動させてから△32飛で石田流を狙うのが4→3戦法の狙いです。
基本図からの指し手
▲24歩△同歩▲同飛△88角成▲同銀△22飛(第一図)
sfen (95)
基本図で普通に▲58金右△34飛▲22角成△同銀▲96歩△94歩▲46歩△82玉(A図)のように進行しても、先手は一手得しているので不満はありません。ただ▲24歩と飛車先を交換するのが面白い手です。ただ、この変化は第一図のように角交換から△22飛で振り飛車良しにも見えますが…
sfen (99)
第一図以下の指し手
▲23歩△12飛▲28飛△32金▲46歩△22歩▲47銀△23歩▲58金(第二図)
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飛車交換は飛車を打つスペースが多い分振り飛車が有利です。なので▲23歩と打つのは当然。△22歩に▲同歩成△同飛(B図)の展開は後手がさばけてしまいます。なので無視して陣形を整備します。△22歩~△23歩で歩損になってしまいましたが、飛車が使えていないので十分ということですね。評価値は先手+200点ほどです。ただこれで居飛車が指せるといわれても…という感じだと思いますので、ここか
ら進行の一例を見ていきます。
sfen (98)

第二図以下の指し手
△22飛▲77角△33角▲86角△62銀▲36歩△同歩▲同銀(第三図)
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後手としては飛車が使えないと話にならないので△22飛は自然なように思いますが、そこで▲77角が厳しいです。△44角なら▲同角△同歩▲77角で44歩が負担になります。△33角には一旦▲86角と出て、第三図のように後手の角を狙っていけば指し手がわかりやすいと思います。
まとめ
4→3戦法の対策はこれで大丈夫だと思います。▲24歩からの飛車先交換は、定跡書で居飛車悪いと書かれまくっているため、振り飛車の意表を突くという意味でもよいと思います。第二図以下は手が広く、全てにおいて手順を認めることはできませんが、後手の飛車を捌かせない、抑え込むことを意識して戦うとよいと思います。

また4→3戦法の狙いや詳しい解説は島ノートに詳しく載っていますので興味のある方は見てみてください。対策という点においては本記事だけで十分だと思います。本題とは少しそれますが、島ノートはガチでいい本なので、この戦法とか関係なく一回は読んでほしいです。対抗形の将棋についてかなり踏み込んで書かれていて、アマチュア県代表クラスでも勉強になる内容だと思いますので。

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