やばボーズ流とは?狙いと一番簡単な対策・定跡を解説

よく将棋ウォーズ等で指される謎の角交換振り飛車にはやばボーズ流という名前がついているようです。大体初段から3段くらいの人が指していることが見られますが、早石田とか鬼殺しとかと正直同じ括りだと思っています。なぜならこの戦法は急戦を防がれたら作戦負けになる戦法だからです。この記事を見れば、この戦法にはほとんど負けなくなることを約束します。

やばボーズ流とは
下図のような角交換振り飛車をやばボーズ流というそうです。僕はあまりこの名前が好きではないのですが、(昔からある形ではあるし名前の元となった人物が有名でないため)結構広まってしまったので、この呼称を使用しています。狙いは45の地点を争点にして戦うことで、そうなると、飛車銀桂が良く働く形になります。そうなればの話ですが。
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対策のコツ
1、4筋の歩を突かない
2、86銀から攻めて終わり
3、△21飛~△25桂には▲85飛
これだけです。
先ほども書いたとおり、45を争点にしてしまうと飛車銀桂が働いてしまうので、4筋は親を人質に取られても突かないほうが良いでしょう。

やばボーズ流はこのように43銀、32金型の角交換四間飛車のことをさすようです。しかしこの戦法はカスなので大丈夫です。見ていただければわかる通り、金銀二枚を攻撃側に割いているため、持久戦になれば居飛車が作戦勝ちになります。

まずは後手が△21飛~△25桂としてきた場合についてです。これはよくある攻め筋なのですが、▲同飛△24歩▲85飛で先手良しです。次に▲65角があり、△52金などと受けても▲35歩が結構厳しく、攻めが続くor飛車が戻ってこれて桂得が生きるため先手有利と言えます。

次に美濃囲いに組む指し方を見ていきます。こうしても結局4筋の歩を突かなければ争点はないので、△25桂にさえ気を付けていれば大丈夫です。理想はこのように6筋の位を取って▲66角と打つことです。こうなれば9筋から攻めるだけで勝てると思います。

居飛車に6筋の位を取られると作戦負けになってしまうので、次に早めに△64歩とする展開についても見ていきます。それに対しては▲37角と打つのがわかりやすいと思います。以下は▲75歩や▲65歩の攻めを受けるのが難しいです。AI評価値は先手+200ほどですが、評価値以上に後手が大変な感じがします。先手の指し手がわかりやすく、▲77桂のような援軍もあるうえ後手の右側の駒が全く働いていません。僕自身実戦で似たような局面になったことがありますが、まず負けないなという印象です。

棋理を追及するのであればhttps://note.com/toriton_shogi/n/n2131d2062148で紹介されている指し方でやるのがいいと思いますが、42銀に代えて33桂から組むタイプもいるでしょうし、わざわざ覚えるの大変というか、角換わりとかならともかくやばボーズ流に対策のウエイトを割くのはもったいない気がするので、本記事の方法でやるのがいちばん簡単かなと思います。もちろんいろいろな方がいると思いますが、とりあえず
1、4筋の歩を突かない
2、86銀から攻めて終わり
3、△21飛~△25桂には▲85飛

の3つを覚えておけば大丈夫だよということです。僕自身もこの3つを覚えてからやばボーズ流に負けた記憶がありません。どちらかというと、4→3戦法の対策と立石流対策のほうに労力を割くほうが効率的と思います。人間の脳が覚えることができる情報には限りがありますから。

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