【雁木】棒銀対策の超重要な考え方

今回は雁木に対する棒銀の対策を紹介したいと思います。棒銀は単純ながら破壊力があるので、しっかりと対策する必要があります。棒銀対策に通ずる筋を紹介しているので、併せて【雁木】早繰り銀対策 も読んでいただけると嬉しいです。
①雁木に対する「普通の棒銀」の受け方と失敗例
初手からの指し手
▲26歩△34歩▲25歩△33角▲76歩△44歩▲38銀△42銀▲68玉△32金▲27銀△43銀▲26銀△84歩▲16歩△14歩(第一図)
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まずは相手が普通に棒銀をしてきたを紹介します。▲16歩に対して△62銀などの手だと▲15銀と出られると二筋の突破が受からず失敗です。なので▲15銀を受けるために△14歩とする必要があるわけです。対棒銀に限らず、相手の指し手の意を考えて指すことはとても重要です。
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第一図からの指し手
▲36歩△45歩(第二図)
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棒銀には角交換
▲36歩は次に▲35歩と突く狙いです。それに対する△45歩が良い手。この手の狙いは角交換をする事です。棒銀は相手の角頭を攻める狙いなので、角交換をすれば攻める目標がなくなってしまいます。
第二図以下の指し手
▲37銀△85歩▲78金△62銀▲33角成△同桂▲88銀△54歩▲77銀△53銀(第三図)
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雁木作戦勝ち
次に△22角成▲同銀△55角の狙いがあるので▲37銀ですが、以下自然な指し手を進めた第三図は、雁木側に指したい手が多いため作戦勝ちといえると思います。

ここまでの手順

②【応用】厄介な「引き角棒銀」への対策は『中央』が急所!
初手からの指し手
▲26歩△34歩▲25歩△33角▲76歩△44歩▲38銀△42銀▲36歩△32金▲37銀△43銀▲68銀△84歩▲77銀△52金▲56歩△62銀▲78金△54歩▲79角△53銀(第四図)
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次に矢倉棒銀などの引き角+棒銀の対策を紹介したいと思います。第四図のように相手が角を引いて使ってくる場合は、、先ほどのような角交換をする筋がありません。そんな時はどうすればいいのでしょうか。
第四図以下の指し手
▲26銀△45歩▲35歩△55歩(第五図)
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中央で手を作る
▲26銀に△45歩とするのが良い手です。そして▲35歩には△55歩と中央から手を作るのが良い発想です。棒銀は2,3筋でポイントを挙げる狙いがあります。なので、雁木側としては中央でポイントを挙げて26の銀があまり働かないようにしたいです。
第五図以下の指し手
▲同歩△同角▲37銀△35歩(第六図)
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第六図の局面は、55の角が威張っており、雁木が指しや局面と思います。△55歩に対して▲34歩から攻め合うのは、△同銀▲35銀△同銀▲同角△34歩▲46角△56歩で5筋の拠点が大きく雁木有利です。第六図からは、とにかく棒銀を捌かせないように指すことが大切です。

第六図までの手順

まとめ
対棒銀のコツをまとめます。
①棒銀を捌かせない
②角交換を狙う
③中央でポイントを挙げる
これらを意識すると、試合を有利に運ぶことができると思います。雁木だけでなく、他の戦型で棒銀と対峙するときにも使える方針だと思うので、棒銀に遭遇した時に意識してもらえれば嬉しいです。

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