最近棋譜並べをしていたら三間飛車ミレニアムに対する指し方を見つけたので紹介したいと思います。
居飛車が後手番の想定で進めていきます。序盤の駒組のポイントについてですが、△53銀を保留するのが大事です。
△53銀を保留する理由はこの△86角を作るためです。これに対し、▲88角は△95角で収拾がつかない形です。ここで自然な手は▲同歩、▲88飛だと思いますので順にみていきます。
まず▲同歩から見ていきます。それに対しては何もさせないように全部面倒を見るのがポイントで△73歩の局面は後手+900点ほどで優勢です。△88歩に代えて△78とと急ぐ手も有力ですが、こちらのほうがまぎれが少ないと思います。
次に▲88飛の進行を見ていきます。それに対しては角交換してから4筋の位を取れば居飛車が作戦勝ちになりそうです。37手目で▲46歩として4筋の位を取らせないようにしてきたら、△74歩から桂頭を狙っていけばよさそうです。いずれにせよ角交換になると振り飛車側のバランスが悪く、桂頭が弱いので居飛車作戦勝ちになると思います。
つまり△86角が成立する形なら居飛車が良くなりやすいということがわかりました。△86角が成立しないようにするには△42角とされた局面で▲65歩とする必要がありそうです。次にその展開を見ていきます。
▲65歩とされたらさすがに△86角は無理です。65歩を狙って、△73桂と活用するのが本筋でしょう。43手目▲74歩では▲76歩もあるので後述します。▲74歩にはこんな感じで△76歩から自然にさばいて後手有利です。
▲76歩とされる進行も有力ですが、こんな感じの進行で後手が有利そうです。将来△38歩で崩す手もあるので一応覚えておくと役に立つかもです。△78との局面は後手+1000くらいでした。
ポイントは△53銀を保留することと、△86角という手を覚えておいてねーくらいです。下図みたいな感じで組み合っても一局ですが、絶対ミレニアム党の人に研究されてるんで、できれば避けたほうが無難じゃないかなと思ってます。昔AIでこの形研究したことありますが、明快に居飛車有利の進行を出せなかった記憶があります。水匠とかだと後手+100位出ますが、僕はほぼ互角というか人間的には先手もやれるんじゃないかなと思ってます。今回紹介した作戦なら研究するときも結構評価値わかりやすく出るのでお勧めです。結構雑な感じですが、役に立ったらうれしいです。


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