【これだけで大丈夫】阪田流向かい飛車の狙いと対策

阪田流向かい飛車は奇襲と思われている方も多いですが、意外とアマ強豪でも使う人もいるような結構本格的な戦法です。今回は阪田流向かい飛車の基本的な狙いとその対策について述べていきます。

阪田流向かい飛車の狙い

阪田流向かい飛車に対して無策に組むとどうなるかをまず見ていきます。

このように金で2筋を逆襲するのが阪田流向かい飛車の狙いです。こうなると2筋が受からず先手が失敗となります。次項でどのように受けるべきかについて解説していきます。

▲77角と打とう

対策のポイントはいくつかありますが、▲48銀ではなく▲38銀とするところを一つ覚えていてほしいです。阪田流向かい飛車は2筋逆襲が狙いなので、▲38銀でそれに備えます。もう一つのポイントは△24歩▲同歩△同金に▲77角と打つことです。他のサイトや本にも載っているかと思いますが、この角打ちは絶対外せない手ですので、これだけは覚えて帰ってください。

▲77角に対してどう受けるのか、実戦では99%△33角ですが、一応、△33桂のパターンも見ていきます。本譜は一例なので、覚えるというよりかは流れをつかんでもらえたらと思います。▲45桂から桂交換して▲16桂△14金▲23歩を狙うのが基本的な流れです。ただあんまり早くやりすぎてもよくないですので、(例えば▲56歩を省略して決行すると▲23歩の時に△55桂と打たれてしまう)本譜のタイミングが適当だと考えています。△33桂と打たせてから▲46銀~▲35歩と桂馬を狙うのはすごく本筋という感じがしますね。
前述したとおり、実戦では99%△33角なのであんまりしっかり覚える必要はないと思います。

△25歩には中央から動こう

次に△33角の変化を見ていきます。要はここからが本丸です。▲36歩を指せば基本的に△25金無理なので、お互いに玉を囲う展開になります。相手としても△25歩は打ちたいところ。もちろん打たない変化もありますのであとで解説します。ここから▲56歩に△82玉、△54歩をそれぞれ述べていきます。

△82玉から見ていきます。それには▲55歩と位を取るのが急所で、基本的にこれで作戦勝ちになります。以下の変化は一例ですが、▲34歩まで進めば先手有利なのがわかると思います。

次に△54歩とする手です。これには▲58飛として中央から動いてしまいます。こうすることで24の金を無視して戦うことができますね。▲37桂まで進めば先手有利です。

次に25歩と打たないで25金と出てくる形を見ていきます。これに対しては▲38金と備えるのが大切で、29飛型まで組めればつぶされることはありません。88銀の局面はソフトにかけると+300ほどで作戦勝ちといえそうです。ここからはどこかで▲35歩△同金▲24歩のような攻めを決行する流れになります。

まとめ


①38銀型で受ける

②△24歩▲同歩△同金に▲77角を打つ

③△25歩打ってきたら中央でポイントを取る将棋にする→24金を遊ばせる

④△25金出てこられたらさすがに無理だろみたいな形は咎める(相手が居玉とか)。
そこまでしなくても、38金、29飛型に組めば基本は作戦勝ち。また阪田流向かい飛車、ひいては金銀分裂型振り飛車に対しては左辺でポイントを取ることも重要になります。

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